あなたがよければ、六日の朝に

ひねもすのたり、のたりかな。なんでもない今日を、唄うように、踊るように生きると決めた。

シャンドライに花束を



こんばんは、六日です。





イタリア語で「わたしの可愛い恋人」という意味なのだという愛車DEMIO。名前はシャンドライというのだけれど、彼とついぞお別れなのである。

160000km、果てしない地球を4周できるほど活躍してくれた彼は。

んなアホな、なんていうことを言い出すこともしばしばで、道案内してほしい時に眠りこけて応答しなかったり、オーディオはびっくりするほどがっかりイリュージョンな音質だったりしたけれど(「いやぁちょっとがっかりな感じ」と「しょうがないよ、シャンクオリティだから」は同義語なのだ。もちろん愛を込めて)

それでも、車を運転して2時間経つとかならず「ここらへんで休憩入れない?」と気遣ってくれる優男だし。
太陽が弾け飛んだその欠片みたいに真っ赤なボディカラーはとても目を惹いたから、空間管理能力がないわたしが大きな駐車場で彼を見つけ出さなければならない際も、遠くからその存在を誇示してくれた。

巡る月日の中で様々なことが起きて、様々な環境の変化があって、どんな時でも一緒にいてくれたのだ。


めくるめく世界を見せてくれてありがとう。

わたしはとても寂しい。