あなたがよければ、六日の朝に

ひねもすのたり、のたりかな。なんでもない今日を、唄うように、踊るように生きると決めた。

わたしの記憶では


こんばんは、六日です。





走行中エンジン警告灯が点いて、近くにあった自動車整備工場へ。「エンジン警告灯が点くのにはいくつか原因があるんだよなぁ」とおじさんは、ボンネットを開けながら言う。

スパナ片手に「とりあえずな、この車の記憶を消しといたから。また警告灯が点灯するかもしらんけど、そしたら行きつけのディーラーへ行きなさい」

「記憶を消す」
1ヶ月ほど前にもまったく同じ言葉を聞いた、というそのデジャブに、同じ言葉を反芻しながらしばしわたしは遠い目をした。