あなたがよければ、六日の朝に

ひねもすのたり、のたりかな。なんでもない今日を、唄うように、踊るように生きると決めた。

ラスコー展に行ってきました その2





こちらの続きになります。



はてしない進化の道のり

人類はアフリカで生まれて、多様化と絶滅を繰り返しながらホモ・サピエンスへと進化してきたといいます。

友人から聞いた話だと、さいしょのさいしょの人類の兄弟たちは、各々ちがった人種だったのだとか。
それからしてもうわたしは「‥‥‥‥??(思考停止)」となってしまうのだけれど。

よ、よくわからないよ‥‥





それ以前ヨーロッパにいたのは、旧人と呼ばれるハイデルベルク人と、その子孫と呼ばれるネアンデルタール人。
その頭骨を比べてみると、その違いから進化の過程がわかるのだとか。その頭骨は前後に長く、目の上も突き出ています。


ちなみに、原人・旧人の古代人類が芸術を生み発展させた証拠は残っていないそうです。
クロマニョン人が描いた壁画や生活道具が残されているように、ヨーロッパには4万5000年以上前にネアンデルタール人が残したとされる様々な文化の足跡があり‥

たとえば、楽器が出現したのも、死者の埋葬がはじまったのもネアンデルタール人が生きていた時代とされています。
けれど、彼らの文化には芸術的要素は見当たらないのだとか。




クロマニョン人の骨格は、現代人と同じ特徴を携えており、わたしたちと共通したホモ・サピエンスのDNAを持っているのだそうです。

うん、なんだかほんと、ハリウッドあたりにふつうにこういう兄ちゃんがいそうである。



ちなみに、クロマニョン人に比べ、ネアンデルタール人のほうが筋肉は発達していたのだとか。
それは、クロマニョン人が使う狩猟道具がどんどん発展し多様化して行ったこと、そして彼らは頭脳戦で獲物を仕留めていたことから、ネアンデルタール人のような体力は使わずとも済んだのですね。

「突然変異で、想像することを覚えた人類」というのがクロマニョン人なのだそうです。





氷河期の時代、その寒さから身をしのぐために‥と動物の毛皮を剥ぎ、動物の骨を削り作った縫い針で衣類を仕立て纏う。

至極あたりまえの摂理なのかもしれないけれど、すごいことです。洒落っけすら感じるもの。


クロマニョン人が残した記号






こちらが、クロマニョン人が残したとされる様々な記号。これらは、種族内での意思疎通を図るためのツールだったのでしょう。
今でいう文字と同じく、これらを声に出して読むこともできたのかもしれない。



クロマニョン人が身につけている首飾りやブレスレットなどの装飾品は、動物の歯などで作られていたそうです。
その歯には線が彫り込まれており、それぞれの歯に入っている線は各々異なる形をしているのだとか。

研究者によると、それらの装飾品はカレンダーのような役割を果たしていたと考えられるのだとか。
線により動物の移動などを記録し、種族内でシェアしていたのだろうと言われており‥いわば「氷河時代のSNS」ですね。


ネアンデルタール人とクロマニョン人

イスラエルでは5000年ほどの間、ネアンデルタール人とクロマニョン人が共存していた証拠となる数々の遺跡が残されているそうです。
文化、技術の交流があったとされるほか、種族の交配があったともされています。進化の過程にそぐわなかったためか、時の流れのなかで淘汰されていった様子ですが‥


なぜネアンデルタール人は、それからわずか1000年ほどで絶滅してしまったのだろう?


●長い時間の中で、食料を手に入れる技術の差などがちょっとした生存率の差を生み、それが次第に彼らの人口を減らしていった

●寒冷条件に極限まで適応してきわめて小さな人口集団で暮らしていた彼らが、パワフルな現代人のパワーに呑み見込まれて消滅した

●ある時期を境にして、持ち続けてきた古い形質と自分たちの形質とで飽和状態になり、新たに適応するのが困難になってしまった


様々な要因が織り合わさって絶滅に向かっていったのだろうけれど。

なかには、クロマニョン人がネアンデルタール人を惨殺していったという説もあるそうですが‥
その一方で、この両種族は時に争いもあったものの、おしなべて関係はとても良好であったという見解もあります。



ラスコー展を終えて

恥ずかしながらわたしは、人一倍勉強なんてだいっきらいでした。
そんなわたしに、歴史というのは様々な人の様々な見解や解釈があって、これだと断言できることがないからこそおもしろいのだと教えてくれたのは友人でした。

余白がたくさんあるからこそ、個々に想像する自由があるのですね。

勉強ぎらいは変わらないけれど、年を重ねてやっと友人が言ったその意味がわかるようになってきたなぁ‥



あぁたのしかった。

興奮で頭がすっかり沸騰してしまった。







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