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あなたがよければ、六日の朝に

ひねもすのたり、のたりかな。なんでもない今日を、唄うように、踊るように生きると決めた。

ヤマネコ山岳部についてのあれこれ その2


こちらの記事の続きです。


正直に言って、標高877mの筑波山をなめていました。そして自分の基礎体力を過信していた。

筑波山には5つほどのコースがあり、わたしが登った御幸ヶ原コースは「初心者でも登れないことはない。でも運動不足のひとは気をつけて」というコースなんだそうな。

うん、なんかもう歩くっていうよりか、岩山をよじ登る、と言ったほうがよっぽど正しかったと思う。勾配がきつく、石というか岩で舗装(?)された山道をなんども木の根っこに蹴つまずいて進みました。その脇を普段着姿のこどもがあはは〜と笑って、何人もすり抜けてゆく。
けれどわたしは、次の一歩を踏みしめるべく足元を見るのが精一杯で、もちろん紅葉をたのしむ余裕もありませんでした。

あとから調べた情報によると、御幸ヶ原コースの標高610m付近には男女川(みなかみがわ)の源流があり、柄杓が用意されていて水も飲めたのだそうな。わたしとしたことが、なにそれそんなのぜんぜん気づかなかった‥‥

ひとりぜぇぜぇしながら、降りてくる人たちに「山頂まであとどのくらいですか?」と尋ねると、「あと15分くらいだよ!がんばれっ!あとひとふんばり!」とのこと‥‥15‥分‥もう、むり‥‥で‥す‥‥



まもなくして、男体山山頂手前の御幸ヶ原に到着しました。

そこでわたしは、ひとしきり放心しながら下界を眺め、握ってきた鮭のおにぎりを食べました。御幸ヶ原から男体山山頂へは15分程度。けれどもう、満足してしまった。

よし、頂上はもういかない!歩いて下山するのもなし!とわたしは自分自身に宣言して、そのまま下りのケーブルカー乗り場に直行し、紅葉を見ながら下山をしたのでした。紅葉はきれいだったなぁぁ。

登山道入り口に戻ったら、売店のおじさんがわたしの姿を見て手を振ってくれて「おかえり。座っていっしょに食べていきなー!」と焼きたてのお芋を出してくれました。ねぇねぇほんとつらかったー!というわたしの話を聞きながらおじさんはにこにこ笑って、焼き芋をつまみに、昼間からおいしそうに大吟醸を傾けていたな。

そのお店でむかごを買って帰って、さっそく夕飯に作ったむかごごはんは、とてもおいしかったです。



大人になってからはじめてのこの筑波山登山ですっかり心が折れたわたしはそれからずっと、登山シーズンになっても、また山に登ろうなんて気持ちは持たずに過ぎました。

なのでクリスマスイブの雨巻山登山は、ヤマネコ山岳部のリベンジ戦です。筑波山リベンジは、もうちょっと先にしようと思う。うん。



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